小郡市・個人様新築住宅（お客様の声）

福岡県小郡市の個人様宅で新築住宅の設計～施工までを担当させて頂きました。
家主様よりお客様の声という事で、当社の設計～施工のご感想を頂きました。

特に配慮した点

福岡県小郡市では、2018年・2019年と2年連続で市内各所が床上・床下浸水被害が多発するなど、大きな水害に見舞われました。
今回施工させて頂いたお客様宅の周辺でも施工時点で2018年の水害時に周辺住宅の床上・床下浸水被害が確認されました。
設計・施工にあたり、こうした被害を未然に防ぐべく、周辺のハザードマップ確認や関係機関への確認、周辺の調査などを行い、土地・基礎部分の盛り土などしかさ上げ致しました。

配慮した結果

2019年の大規模水害時や、その後の台風などを通じて、近隣まで水が押し寄せたとの事でしたが、住宅への被害は防ぐことができました。

設計～施工時のコンセプト

「大工が建てたい家」をコンセプトに、お客様のライフスタイルもお聞きし、平屋住宅のご提案をさせて頂きました。
平屋ですが、リビングなどのスペースは高くし、屋根部分にフリースペースを設け、子供たちが遊べるスペース作りも行いました。

PHOTO

リビングは日当たりは勿論、屋根を高くし、開放的なスペースを意識しております。
また、キッチンはリビング全体を見渡せるように配置し、「食事を運ぶ」などの日常的な動線（導線）を意識しつつ、家の一部としての収納スペースを設け、急な来客時の食器や食材などの収納にも困らない様にしております。

家族が集うリビング

リビングからフリースペースへ

キッチン

リビングなどの屋根を高くした分に出来たスペースを利用し、和室上部分などにフリースペースを設置。
リビングから階段を上ると、子供たちが自由に遊べるスペースに仕上げました。
ゲームや読書などを楽しむことも考慮し、日当たりを重視。
また、このスペースにも木をふんだんに活かした棚などを設置し、温かみを持たせています。

リビングからの眺め

フリースペース

フリースペース

各部屋ごとにこだわりのインテリア・小物を配置。
また、子供部屋では女の子の部屋は個室とし、男の子の兄弟部屋は現在2間の壁を設けていない状態。隣接する部屋同士が現在は仕切りもなく、広い空間として利用。
将来、子供が大きくなったときは壁や家具などを使いパーテーションとし、2部屋としても利用可。

インテリア

自由設計の部屋

子供部屋

この家のこだわりの一つが、中庭（ウッドデッキ）。
リビングや寝室、玄関や子供部屋などを囲う形で中庭を設置することで、南側にあるリビングやキッチン、和室だけでなく、北側に位置する子供部屋などへの日当たりもとても良好です。
また、平屋の家を一周する形で家全体の設計を行っておりますので、小さな子供たちにとっては、ちょっとした探検の場にもなっているそうです。

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